12年営業を継続している弊社ですが顧客の構成に著しい特徴があります。
それは初心者さまと共に同業他社様の信頼が厚いことです。
管理人の職歴にその理由があります。
管理人(中村)は新卒で業界最大手の印刷会社に営業として入社しました。いきなり最大手の会社の営業の最前線で働くことになったのです。担当した業界は銀行・教育・食品製造・学校法人と幅広い業界を担当しました。そして5年の勤務後に、東京の出版社の印刷管理部門に転職しました。そこで文庫本から月刊マンガ雑誌まで幅広い出版印刷物に関わりました。その後大病をしたために1年ほどのブランクが生じますが、外資系の広告代理店の印刷物の総合管理部門で更に5年のキャリアを積みました。そして起業を決意し2年間スタートアップ系のベンチャー企業で印刷物以外の媒体が生まれる現場に身を置きました。特にWeb事業のプロフェッショナルと共に時を過ごせたのは大きな財産となりました。そして2007年にそこで培ったWeb事業のノウハウとキャリアで培った印刷関連事業の統合による起業を決意し生まれたのが弊社です。
起業して12年の経験の重み
12年前は現在のネット印刷の大手企業がその足下を固めていた時期です。その中の一社の創業者と偶然知り合い、その志に深く共感した私はその方の事業の軒先を借りる形で起業することができました。出資と支援をいただけたのは私が印刷という業種をキャリアの軸としてブレずに関わっていたからです。
上記の理由で私は創業時から印刷に関わる知識とWeb業界に関する知識を最初から持ち合わせたスタートをすることが可能でした。始めたときから既に知識は豊富にあったわけです。
しかし、ネット印刷業界は同じ印刷業界とはいえイノベーションの現場でもありました。それまで培ってきた「印刷業界の常識」とは全く違う理屈で業界全体が動いていることに最初は大きな戸惑いがありました。また職歴故のプライドが新しい業界に対する不満と違和感をつよく感じたことも事実です。しかし、その違和感は新しい業界であるが故の未熟さではなく、因習から離れたロジカルな理屈が透徹しているに過ぎませんでした。その点の理解が弊社の最大の強みです。私は100枚の名刺から月刊誌の進行管理まで幅広く経験を重ねた上でネット印刷業界に参加したので、ネット印刷のイノベーションの重みを肌身で感じた人間です。それ故に同業者様に対する共感力は業界でもトップクラスの人材であると自分を自画自賛できます。ネット印刷業界は若い業界ですので、長年印刷を生業としているプロの皆様が「相談しても要を得ない・基本的なことを知らないのに価格だけが安い」という不安が多いことも知っています。プリントエクスプレスなら、そういった心配をする必要はまったくありません。