Canvaとは?
Canvaはオーストラリア発祥のクラウド上で完結するデザイン作成ツールです。世界中で大きな支持を得ており、日本でもKDDIという大資本を後ろ盾に近年急速に利用者が増えています。プリントエクスプレスは日本での黎明期からCanva作成のデータの印刷を得意としています。
Canvaを利用するメリット
- クラウドサービスでありソフトウェアを購入する必要がない。
- 無料でも高度なデザイン作成が可能。
- 安価なサブスクリプションの有料版のコストパフォーマンスが非常に高い。
- UIが簡易で直感的な操作で高度なデザインが可能
- テンプレートが豊富で多くの用途で一からデザインする必要がない
- 印刷用のPDFを出力する機能があり、有料版ならCMYKへの変換も可能。
このように多数のメリットがあります。筆者はプライベートでも利用していますが、特に強く感じるメリットは「直感的にかなり高度なレイアウトを事前学習なしに作成可能」「豊富で高品質なテンプレート」「豊富なフォント」この三点です。簡易なデザインなら10分程度で、少し難度をあげたデザインでもテンプレートの改変から着手するならば、WordやPowerPointの利用経験があれば一時間程度でプロが作成したものと遜色のないアートワークが可能です。
iPad・ iPhone版でも高度なデザインが可能
これも大きなメリットです。モバイル端末で出力PDFにトンボを付加したり、CMYKに変換できる機能は本当に便利です。ぴったりのデザインテンプレートを見つけることができれば、文字の差し替えだけで立派に使える実用性の高いマテリアルが揃っています。あとは印刷用のPDFに出力して、弊社のような印刷会社にファイルを送れば簡単に綺麗な印刷物を創ることが可能です。これは本当に画期的なことで10年前では想像さえできないことでした。
プリントエクスプレスはCanva作成データの最適化にノウハウがあります。
Canvaは上記のように大変素晴らしい新世代のクラウドサービスです。それでも印刷物の発注には注意しないといけない点が多々あります。実際、弊社以外の印刷会社にCanva出力データを入稿しても高い確率で「データ不備」として突き返されてしまいます。現在(2023年)印刷会社がCanvaデータをあまり歓迎していないのは
- 出力のデフォルトがPNG画像ファイルになっており、印刷に適したPDF出力のためには数度のクリックが必要
- 海外由来のサービスなので、テンプレートからデザインを始めると、サイズが海外基準(インチ等)になってしまうことがある。
- 塗り足しとトンボを付加する機能が備わっているが、この意味を理解しているユーザーが僅少。
- 無料版だとCMYK変換ができないため、RGBの色味の仕上がりを期待した際、印刷物の色に関するクレームが出やすい。
これらの理由があります。日々大量のデータを処理する大規模なネット印刷会社では、このような問題に対処しきれないゆえに積極的でない傾向が今後も続くと予想されます。
プリントエクスプレスなら大手の安価な価格でCanvaデータ無料で最適化します。
プリントエクスプレスは母体が大手のネット印刷会社なのでネット印刷の安さを享受しつつ、上記のCanvaゆえのデータの諸問題に対して、的確な対応力があります。また弊社は、長らくこのデータ由来の印刷物を扱ってきましたので、お客様の懸念を適切に素早く解消するノウハウの蓄積があります。
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以下のコンテンツもご覧ください。
https://www.printexpress.co.jp/blog/2021/10/14/canva-size/