Affinity Designer作成データのご注文が増えています。
弊社プリントエクスプレスは、Affinity Designerの知名度がかなり低い時期から、このコストパフォーマンス抜群のIllustrator代替ソフトウェアの受け入れを表明してきました。最初の二年はアーリーアダプターの皆様に注目していただき、Affinity愛好家のコミュニティからの発注が時々ありましたが、全体として当初期待したほど利用者は増えませんでした。
最近Affinity Designerが注目を再び集めている理由
サブスクリプション導入前の最後のIllustratorであるCS6が使えなくなるからです。(パッケージ版をインストールした状態では使い続けられますが、認証がリジェクトされるので、再インストールや不具合が生じたとき使えなくなってしまいます)正直、毎年のように最高益を叩き出しながら、月額料金を値上げしたり、競合他社を排除するような買収を繰り返す社風には嫌悪感を感じます。(それでも日々の仕事のパートナーとして愛着も一方であります)
2023年1月31日にCS6がネット経由でログイン認証できなるということは、CS6の利用をAdobeが力業で止めさせようとしているのです。この横暴にコストパフォーマンスの点からCS6を使い続けたユーザーは大変狼狽しているようです。サブスクリプションを受け入れるか、代替ソフトウェアを探すしかありません。
今こそAffinity Designerの出番のようです。
買い切りソフトウェアでIllustratorの代替として優秀な機能をもつAffinity Designerが再度脚光を浴びています。思うように増えなかったAffinity Designer作成データでのご注文が最近急増しています。正直なところ、トンボがないだけでデータ不具合を突き返すネット印刷会社でなければ、PDF/X-4で御入稿いただければ、特別な対応をしなくても印刷は可能ですが、PDFのメタデータにAffinity Designerとあるだけで断る会社もあるようです。
日本式トンボがつけられない、縦書きに対応していない等の欠点もありますが、増改築を積み重ねてきたAdobeの各種ソフトウェアよりも基本設計が新しいので、分かりやすく使いやすい点も多いです。
プリントエクスプレスはAffinity Designer利用者の最良のパートナーを目指します
やはり、ネット印刷業界で最初に対応に手を上げたという矜持がございますし、既に数多くのデータを問題なく下版し、印刷納品してお客様に満足いただいているという自負もございます。Affinity Designer 以外にもクラウドデザインツールであるCanvaの台頭も著しいですが、弊社最大の特徴である「作成ソフトウェアを問わない」という強みを今後も生かしていきたいです。よろしくお願い申し上げます。