ヒラギノフォントの素晴らしさ

弊社はApple Pages作成ソフトの入稿受付可能をセールスポイントの一つにしています。このソフトウェアは本当にスグレモノでセンスさえあればIllustratorで作成したものとデザイン的に遜色のない高度なデザインが可能です。それでいてソフトウェアの導入コストが限りなくゼロに近いので、コストパフォーマンス的には最強のDTPソフトといっても過言ではありません。

基本的なソフトウェアの出来に加え、あらかじめ用意されているテンプレートが超実用的です。代表的なレイアウトがほぼすべて網羅されているので、ゼロからデザインする必要がほとんどありません。特に三折リーフレット用のテンプレートがよく出来ていて、愛用されているお客様も多いです。Illustratorを所有していても三折前提のデータを創ることに敷居を感じているのであれば、あえてPagesを使うのも良いかもしれません。

Pagesに限らずMac全般にいえることですが、Mac OS付属のAppleの象徴ともいえるヒラギノフォントはつくづく優れたフォントだと毎度感じます。偏執狂的にフォントにこだわったスティーブ・ジョブズの遺伝子が色濃く残っている感じです。モニタ上だけでなく、印刷用のフォントとしても下手な有償フォントを鎧袖一触してしまうぐらい美しいフォントです。明朝もゴシックも両方良いです。

Window系のOfficeで創るデザインも一昔前と比較するとデザインの許容性が広がり、創り手のセンス次第ではかなりのデザインが出来るようになりました。それでもWindow系の付属フォントを使ってしまうとどうしても安っぽい雰囲気が出てしまいます。HGフォントが跋扈していた時代よりは、相当マシですがそれでもヒラギノフォントの美しさには到底及びません。Pagesでデータを作成する場合、無理に別のフォントを使うより素直にヒラギノで統一した方が、無難に美しくできます。とりとめのないエントリとなりましたが、要は「ヒラギノフォント万歳」ということでございます。

ヒラギノフォント – TeX Wiki